ミディアム タイプのウイスキー「ジョニーウォーカー ワインカスクブレンド」について
ジョニーウォーカー ワインカスクブレンドは、2017年5月に初めてリリースされた後、多くの方からの声援で2018年5月に再度 約1.5倍の数量UPし、限定で発売された大人気のブレンデッドウイスキーです。
※数量限定発売だっため、現在新しく出荷はされていない貴重なボトルです。
- ワイン樽熟成の原酒をブレンド
- 食やワインにも造詣が深いブレンダー、エイミー・ギブソン 氏がブレンド
- ジョニーウォーカーのブレンダーズ バッチ シリーズの一つ
- ジョニーウォーカーのブランドは、2020年に世界No.1※のスコッチウイスキー販売数量を達成
※ 出典:Impact Databank 2020に基づく販売数量
「ワイン樽で熟成したウイスキーがを飲みたい」「フルーティーな味わいが好き」「食事に合わせやすいウイスキーを探している方」、にジョニーウォーカー ワインカスクブレンドはオススメです。
ぜひ、最後まで読んで頂き次回購入するウイスキーリストに加えてみてください。
【概要】ブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー ワインカスクブレンド」をご紹介
ブレンダー エイミー・ギブソン 氏が手がけたワインカスクブレンドは、ウイスキーが苦手だと感じている人も含め、様々な嗜好の人が楽しめるようにブレンディングされました。
ジョニーウォーカー ワインカスクブレンドの商品情報
容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数40%) |
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分類 | スコッチウイスキー(ブレンデッドウイスキー) |
国・蒸溜所・所有社 | 国:スコットランド 蒸溜所: 所有社:ディアジオ社(ジョン・ウォーカー&サンズ社) |
価格 | 1,800円前後 |
入手難易度(高い程困難) | ※現在終売となっているため、非常に入手が困難です。 |
公式サイト | https://www.arranwhisky.com/ |
数量限定で発売されるクラフトシリーズ「ブレンダーズバッチ」とは?
200年以上の歴史をもつジョニーウォーカー。
その長い歴史で培ったブレンディング技術は、後世にも受け継がれてきました。
現在12名の幅広い年齢のブレンダーが在籍しています。
この「ブレンダーズバッチ」シリーズは、既存の概念に囚われずに各ブレンダーたちが自身の感性を基にして、全く新しいジョニーを創造する企画です。
また自社には、各地の蒸溜所から取り寄せた約1,000万にものぼる樽が、熟成庫で徹底管理されています。
ブレンダーズバッチはジョニーウォーカーがもつ、受け継がれるブレンディング技術と、新たな挑戦を可能とする世界一のスコッチ貯蔵数、この二つが揃っているからこそ完成できるシリーズです。
日本国内では
- レッドライフィニッシュ
- バーボンカスク&ライフニッシュ
- トリプルグレーン アメリカンオーク10年
- ワインカスクブレンド
などが限定発売されていましたが、現在どのボトルも入手が困難です。
今回ご紹介しているワインカスクブレンドは、2018年に発売後 翌年に増産し再度発売される程人気でした。
【評価】ジョニーウォーカー ワインカスクブレンドの味わい・香り
ワイン樽で熟成した原酒がキーになっています
- モルトウイスキー
ディアジオ社のローズアイル蒸溜所の原酒 - グレーンウイスキー
キャメロンブリッジ蒸溜所の原酒
ワイン樽熟成された原酒がブレンドされているので、全体的にフルーティーな味わいです。
食事以外にもデザートとも相性がよく、ウイスキーを普段飲んでいない初心者の方にもおすすめです。
香り | ・熟したラズベリー ・ワイン樽由来の香り |
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味わい | ・飲んだ瞬間、熟したベリーのような香りと風味が一気に広がります。 ・デザートのような甘みを感じる。 |
余韻 | ウッディーさを感じながらも、後味はドライな印象 |
初心者向け | 甘くフルーティーな果物のような香りが楽しめるウイスキー なので、初心者の方にはハイボールで飲むのがライトでオススメ。 |
総合評価 |
【3種類の飲み比べ】ジョニーウォーカー ワインカスクブレンド
ストレートの場合
蓋を開けた瞬間、ワインの葡萄のような甘い香りがします。
ストレートで一口飲むと、フワッとフルーティーな風味が広がり、豊潤な味わいが楽しめます。
ハーフロックの場合
氷で冷え加水が徐々にされることで、香りの変化を楽しむことができます。
また、ストレートの時はギュっと凝縮された印象ですが、ハーフロックにすると奥行きを感じライトな印象でした。
ハイボールの場合
アルコール感が苦手な方にはオススメです。
炭酸が追加されることで、シュワシュワとした気泡に華やかさが合間って、更にライトに華やかさを楽しむことができます。
【歴史】ジョニーウォーカー ブランドをご紹介
国(所在地) | イギリス |
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創業年/設立年 | 1820年 |
運営 | ディアジオ社 |
見学 | ー |
公式サイト | https://www.johnniewalker.com/ja-jp/ |
ハウススタイル | ー |
200年以上の歴史をもつ世界No.1のスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」
世界のブレンデッド ウイスキーの流通量の9割を占めていると言われているジョニーウォーカー。
そのブランドの始まりは、どこにでもある食料雑貨店からでした。
当時14歳だったジョン・ウォーカー 氏は、亡き父から相続した農場を売却して資産を作り、小さな食料雑貨店をスコットランドのキルマーノックで開業します。
店内には紅茶やスパイス、ドライフルーツ、ウイスキーなど様々な物が陳列していました。
これまで高額な税が課せられていたウイスキーですが、この酒税法改正をきっかけに各地の蒸溜所は、政府公認になっていきます。
この動きをチャンスとみて、ジョン・ウォーカー氏も取り扱うアルコール飲料を増やし利益をあげることに成功し、本格的にウイスキー販売事業を展開します。
50年代あたりからはブレンデッドウイスキーの盛んになりました。
英国では産業革命が起こり景気がUPしていき、ウイスキー業界は新しい転換期を迎えます。
1853年に、アンドリューアッシャーがブレンデッドウイスキー※を考案し発売。
(※熟成年月が違うモルト原酒を混合したヴァッテッドモルト)
同時期にジョン・ウォーカー氏も、自分の商店で販売していたスパイスや紅茶などのブレンディングにヒントを得てウイスキーのブレンドを行い高い評価を受けます。
この時に販売されたのが、後のジョニ黒になる「ウォーカーズ・ハイランド・ウイスキー」です。
創業者 ジョン・ウォーカー 氏は逝去(1857年)し、息子アレクサンダー 氏が二代目に就任します。
二代目は父の名を冠したウイスキーを世界へ広めるべく、大量生産に取り組みます。
1867年頃に『オールド・ハイランド・ウイスキー』が完成し、海路で世界中に輸出することに成功し、ブランドは拡大していきました。
ジョニーウォーカーの特長的なボトルデザインが生まれたのも、このタイミングです。
長い航海の間、瓶同士がぶつかって壊れないようにするために、四角形のボトルデザインにしたと言われています。
1877年にアレクサンダー氏が商標登録し、いよいよジョニーウォーカーの前進※が誕生。
(※ブランド名はまだジョニーウォーカーではありませんでした。)
ブランド名が『ジョニーウォーカー』となったのは1909年。
ジョニ赤・ジョニ黒が発売された後の1909年だと言われています。(※商標登録1909年)
また同時期に、多くの方から好評だったオールド・ハイランド・ウイスキーの名称は、「ジョニ赤(レッドラベル)」に変更され、ラベルの色で商品を識別していた慣習に因んだそうです。
多くのウイスキー企業と同様に、ジョンウォーカー&サンズ社はスコットランドにあるカーデュー蒸溜所を1893年に買収しました。
ジョニーウォーカーは、当時すでに120カ国以上で販売されていました。
事業も急成長を遂げ、ウイスキー生産拡大に乗り出します。
100周年を記念しジョニーウォーカーゴールドラベルが発売。
その後1934年に、ジョンウォーカー&サンズ社は、ロイヤルクラウント(英国王室御用達)を拝命し、社交界の盟主や映画スター、政治家など多くの著名人に飲まれるようになっていました。
ジョニーウォーカーのブランドは、2020年に世界No.1※のスコッチウイスキー販売数量を達成します。
(※ 出典:Impact Databank 2020に基づく販売数量)
創業したジョン・ウォーカー 氏のブレンドに対する技術が現代も受け継がれ、多くの人に親しまれているスコッチウイスキーとして、確固たる地位を確立しています。
ぜひジョニーウォーカー ワインカスクブレンドをお試しください
ワインカスクブレンドは、ジョニーウォーカーのシリーズの中でも、華やかさ・フルーティーさが際立ったブレンデッドウイスキーです。
飲み心地は、軽すぎず・重すぎず、中間のバランスをお探しの方にピッタリです。