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アイリッシュウイスキー【カネマラ オリジナル】をご紹介

ミディアム タイプのウイスキー「カネマラ オリジナル」について

アイリッシュウイスキーの中でも珍しい、ピート感が楽しめるカネマラは、『アイリッシュの革命児』と呼ばれる創業者ジョン・ティーリング氏が、『かつてのアイリッシュウイスキーの再興』をコンセプトに作ったウイスキーです。

タイプ別ウイスキーのランキング!おすすめの【ミディアム】ボディーのウイスキーを一覧でご紹介アイリッシュウイスキー『カネマラ』
  • アイリッシュウイスキーで珍しい、ピート麦芽を使用
  • 伝統的な3回蒸留でなく、2回蒸留
  • 4年・6年・8年熟成のモルト原酒をブレンドしたシングルモルトウイスキー
  • アイリッシュのピートウイスキーとして、日本では知名度が高いシングルモルト

変わり種のアイリッシュを探している、ピーティ感のウイスキーでサッパリしたものを飲みたい、と思っている方に『カマネラ』はオススメです。

ぜひ、最後まで読んで頂き次回購入するウイスキーリストに加えてみてください。

目次

【概要】アイリッシュウイスキー『カネマラ オリジナル』をご紹介

アイリッシュウイスキー シングルモルト『カネマラ オリジナル』をご紹介

アイリッシュウイスキーは、世界5大ウイスキー生産地の中でも最も古い歴史をもつと言われています。
ウイスキーと言えばスコットランドという印象が強いですが、最盛期は生産量が世界1位に昇る程でした。

その特長は、まず原材料が大麦麦芽と未発芽の大麦の両方を使用し、蒸留回数はスコッチウイスキーでは2回蒸留のところ3回蒸留を行うことです。
3回も蒸留することで雑味や香味は除去されやすいので、2回蒸留に比べてクリーンな軽い酒質になり、アイリッシュウイスキーらしさの由縁です。
(※ 昔はピュアポットスチルウイスキーと呼び、現在はポットスチルウイスキーという名称で知られています。)
また最盛期だった頃と違い、20世紀以降の現在主流のアイリッシュでは、ピートを炊かず麦芽を乾燥させなくなりました。

ところが今回ご紹介するクーリ蒸溜所が手掛けるカネマラ オリジナルは、一般的なアイリッシュウイスキーと違い、ピートを使用し蒸留回数も2回と、アイリッシュウイスキーの部類では珍しい製法をとっているオリジナリティ溢れる1本です。

カネマラ オリジナルの商品情報

容量(アルコール度数)容量:700ml(アルコール度数 40%)
分類アイリッシュウイスキー(シングルモルト)
国・蒸溜所・所有社国:アイルランド
蒸溜所:クーリー蒸溜所
所有社:ビームサントリー
メーカー希望小売価格4,620円(税込)
入手難易度(高い程困難)
公式サイトhttps://www.suntory.co.jp/whisky/irish/connemara/products/
受賞歴
  • IWSC2009銀賞受賞

【評価】カネマラ オリジナルの味わい・香り

【カネマラ オリジナル】のフレバーをご紹介
【カネマラ オリジン】のボディータイプをご紹介

使用した原酒は、4年・6年・8年熟成のモルト原酒がブレンドされています。
2回蒸留に収めていることで、一般的なアイリッシュに比べ複雑な香り/味わいが残り、個性的な酒質です。

また麦芽のピーテッドレベルは14ppmと低いため、仄かなスモーキーさを感じます。
ピーティーで重厚なウイスキーだと知られている、スコッチのボウモアは20〜25ppm、ラフロイグ セレクトカスクは50ppm、などと比較するとかなり軽いレベルです。

香り・スモーキー
・林檎
・パイナップル
・ウッディー
・バニラ
・蜂蜜
味わい・蜂蜜のような甘さと、バーボン樽由来のバニラのような風味が一瞬広がる。
・サッパリとした辛口で、爽やかなスパイシーさ
・若干ピーティの薬草のような複雑な香り
余韻若干ピーティの薬草のような複雑な香りが尾引きながら、まるで、辛口の日本酒のように、スッキリとした余韻で終わる。
初心者向け
総合評価

カネマラのブランド名の由来

ぼつ

カネマラのブランド名は、アイルランドでかつてピートの採掘地とされていたカネマラ地方の名称です。

元々アイルランドでは、ピートを炊いて麦芽を乾燥させていました。
しかし、麦芽の税を軽減するために大麦(未発芽)の比率が高くなったことから、次第にピートを炊かなかったという説があります。

「かつてのアイリッシュ ウイスキーを再興」のコンセプトから、この名称が選ばれたと言われています。

【3種類の飲み比べ】カネマラ オリジナル

【3種類の飲み比べ】カネマラ オリジナル

ストレートの場合

飲み方_ストレート

ピーティな香りと蜂蜜のような甘さ、バーボン樽由来のバニラのような風味が、アルコールが高い分円やかに濃く楽しめます。

ロックの場合

飲み方_ロック

ストレート同様の香りが高いのはもちろんのこと、氷で冷えたことでスッキリとしたスパイシーな辛口感が増します。

ハイボールの場合

飲み方_ハイボール

炭酸水の量にもよりますが、少し濃い目で飲むのがオススメです。
そうすることで爽やかな炭酸に負けず、後味に感じるピーティな薬草系の香りがより楽しめます。

【歴史】カネマラを製造する『クーリー蒸溜所』をご紹介

クーリー蒸溜所をご紹介
出典:https://irishspirit.com/our-distilleries/cooley-distillery/
国(所在地)アイルランド(ダブリン、ラウス)
創業年/設立年1987年
(※ ウイスキーの生産:1989年〜)
運営ビームサントリー(2011年 ビーム社が買収後、2014年ビーム・サントリー社の傘下)
見学一般のツアーは無し
公式サイト・日本(サントリー)
https://www.suntory.co.jp/whisky/irish/connemara/
・クーリー蒸溜所
https://irishspirit.com/our-distilleries/cooley-distillery/
ハウススタイルグレーンウイスキー、ノンピート麦芽、ピート麦芽を製造

カネマラ シリーズを製造するクーリー蒸溜所は、アイルランドの首都ダブリンから北に位置する北アイルランドとの国境間近にあります。

アイリッシュウイスキーの蒸溜所

元々は古いジャガイモを利用して作られる、工業用アルコールを製造の国営の蒸溜所(旧:ケミックトー蒸溜所)でしたが、実業家ジョン・ティーリング氏が1987年に買収し設立します。
この頃アイルランドでは、100年以上新しい蒸溜所は設立されず、衰退の一途を辿っていました。

ジョン・ティーリング氏はハーバード大に在籍中、祖国アイルランドのウイスキーが世界のウイスキー売り上げの60%を誇っていたにも関わらず崩壊してしまった歴史を研究していました。

ことから、かつてのアイリッシュ・ウイスキーのブランドを再興することを胸に秘め事業を開始します。

100年ぶりにアイルランドに設立されたクーリー蒸溜所

買収の翌年1988年、ギルべガン蒸溜所を所有していたロックス社と統合の後、施設内の設備も整え1989年にクーリー蒸溜所は本格的に生産を開始します。

1992年に、蒸溜所初のノンピートタイプのウイスキー「ターコネル」をリリース。
ターコネルはワット蒸溜所の代表ブランドでした。
その後、ピートタイプのシングルモルトウイスキー「カネマラ」も発売し、1998年には世界的な品評会IWSCで受賞しました。
操業開始から現在まで、多数の賞を獲得しており、製法・実力ともに注目されているアイリッシュウイスキーの蒸溜所です。

2011年にアメリカのビーム社が買収後、日本のサントリーが2014年に買収したことで、クーリー蒸溜所はビームサントリーの傘下となりました。

現在クーリー蒸溜所で製造されているウイスキーの原酒は、モルト原酒、グレーン原酒、ノンピート、ピートタイプの4種類です。
スタンダードのラインナップは「カネマラ」「ターコネル」、ブレンデッドウイスキー「キルべガン」、シングルグレーンウイスキーなどがあります。

ぜひカネマラ オリジンお試しください

アイリッシュウイスキー シングルモルト『カネマラ オリジナル』をご紹介

カネマラ オリジナンは、アイリッシュの中でも珍しいピートタイプの味わいが楽しめるシングルモルトウイスキーです。
飲み心地は、軽すぎず・重すぎず、中間のバランスをお探しの方にピッタリです。

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